施工日記

郷原T様邸(外壁塗装・軒天旧塗膜を剥がして塗り替え)

2024年10月10日

チラシがきっかけでご依頼頂きました。
この度は、軒天の塗膜がボロボロと剥がれている事から、塗装をお考え頂くことになりました。
軒天は、大工工事でケイカル板を張り付けるバージョンと、できるだけ既存塗膜を剥がし塗装という2パターンを提案させて頂き、後者の方でご依頼頂きました。

  • 塗り替え前の状態

  • 足場仮設時

  • 塗り替え後

  • 軒天の剥がれの状態
    建物の裏は田んぼに面しているのもあり、湿度も高くなるせいか、一番剥がれている状態でした。

  • 裏面の剥がれのアップ
    前回の業者は、何らかの水性塗料を塗ったのだと思いますが、一般的にはこのような素材の軒天に塗装する場合、定番の弱溶剤塗料を塗るのですが、なぜこんな材料を塗ったのか?よく分かりません。

  • 裏面は手でもポロポロ剥げる箇所もあります。

  • 施工前にこういうケースは、例え剥がしても全ては剥がせないので、このようにクレーター状に塗膜が残るのは承知頂く事になる旨はお伝えしています。こういう段差は塗装しても消えないわけです。

  • 玄関軒天の剥がれ
    裏面よりも、こういう中途半端に剥がれていない所の方が厄介です。

  • まずは養生して、スクレバーなどで、塗膜剥がし。

  • このくらい落としても、一向に進まない事に嫌気が指し、高圧洗浄で落としていきました。こういうケースは何度も経験があるので、毎度の事です。

  • 洗浄で塗膜を剥がした状態。スクレバーで剥がすより、剥がせますが、このように塗膜が剥がれない部分は確実にあるわけです。

  • 他の軒天部分もめちゃくちゃ剥がれまくっています。

  • 軒天塗り替え後
    軒天は前回の水性塗料の塗膜を、弱溶剤塗料を塗って犯さないようにする為、仕方なく軒天専用の水性塗料で塗り替えました。目線の近い玄関部分はクレーター痕がめちゃくちゃ気になったので、プライドで、ここだけでも大工工事を入れてケイカル板を張ってもらいました。

  • 玄関軒天をケイカル板に張替えて、塗り替えた後
    真っ新なケイカル板を張って塗装したので、玄関部分は新築時と同じになりました。

  • 全体塗り替え後
    目線が遠い所は、剥がれた部分とそうでない部分の段差は気になりません。

  • 裏面軒天塗り替え後
    生まれ変わりました。ただ、塗装を全て剥がして塗装するケースの場合、どうしても剥がれなかった部分が、後で何か影響してこないとは言えませんので、こういう場合できれば、大工工事でケイカル板を軒天に全面張りして塗装させて頂く方が、安全牌と言えます。

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