外壁・屋根塗装工事の塗装にまつわる情報

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装

この度は、多彩模様塗装のネオフレッシュティアラという材料にて施工しました。
この塗料は、艶のある多彩模様塗料になります。
また、ネオフレッシュティアラは、シリコン塗料バージョン・フッ素塗料バージョン・無機塗料バージョンという風に3タイプあり、シリコンでもかなり高価ですが、無機やフッ素はさらにその倍くらいする価格なので、付き合いのある塗料販売店に聞いても、シリコンバージョンはボチボチ出るけど、フッ素バージョンや無機バージョンは、まず出ないらしいです。

とにかく意匠性と耐久力を求める方には是非お勧めの塗装です。
どういう感じなのかをご紹介していきます。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装01

塗り替え前のサイディングの状態です。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装02

ベース色のグレー色と、盛り上がっている部分が薄い茶系という2色のサイディングです。因みに、このサイディングは実はザラザラした質感で、細かな石が混ざったような壁になっています。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装03

それにしても色褪せている部分と、そうでない部分の差って結構ありますね(^_^.)
この壁面を普通に塗ったら、次の写真のような一色になります。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装04

これが普通に塗料を塗った3回塗り後の状態になります。

この塗り替えを、凹凸の陰影感も出て良い感じ!!と思う人もいれば、逆に、面白みが無い、模様が消えて残念!!と思う人もいます。
そんな後者の方は、クリヤー塗装とか、壁の凹凸面で塗り分け、という塗装をお考えになる方が最近は多いですが、それ以外にもう一つあるのが、多彩模様塗料による塗り替えになります。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装05

とりあえず途中経過の写真ですが、ネオフレッシュティアラによる多彩模様塗装は、こんな感じです。吹付で仕上げる塗料です。

ネオフレッシュティアラ施工方法

基本2工程が正式なカタログ仕様です。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装06

まずベースとなる色を着色していきます。セラファンデ弾性カラーSiという材料です。
Siという事ですので、下塗り材もシリコン樹脂という事になります。この工程は着色するだけですので、普通に塗るのと同じです。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装07

ベースの色を塗るのは、ローラー、万能ガン、エアレス、どれでも可能のようです。今回はエアレスで塗装。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装08

こんな感じです。ベースとなる塗料は、弾性で艶のほぼ無い下塗り材です。
はっきり言ってスキン(セラミックまたは石材調)塗装仕上げとほぼ同じような物です。この工程がバインダー代わりみたいな物なんでしょうね。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装09

次に模様を吹いていきます。
これがネオフレッシュティアラのシリコンになります。ほぼ透明に近いシリコン塗料に、模様が色々浮いている感じです。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装10

模様は、こういうガン(万能ガン)で吹いていきます。今回のネオフレッシュティアラは、こういうカップのようなガンで吹くようになっていますが、もっと小回りが利くガンで吹ける多彩模様塗料もあります。
施工性で言えば、小回りが利くガンで吹ける関西ペイントのゾラコートという多彩模様塗料の方がお勧めです。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装11

模様吹き付け時です。結構ネタを食います。塗膜の肉持ち感は、手塗りよりも圧倒的にあります。さすが吹付け!!
因みに、この多彩模様塗装は吹付けなので、手塗り用の養生では駄目。足場も手塗り用では駄目です。吹付なので、養生はより細かく、足場も壁から1mは離して欲しい所です。できる限りクサビ足場ではない方が良いと思いました。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装12

吹付後の状態です。これが乾燥していくと、良い感じに仕上がります。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装13

乾燥して付帯も塗装すると、このように仕上がります。塗膜の肉持ちもあっていい感じ。

ネオフレッシュティアラにて多彩模様塗装14

はっきりいってかっこいいです!!
重厚感ある仕上がりで、今風でもある。色のバリエーションも結構豊富にあります。
高意匠性のある仕上げなのに、高耐久なので言う事ないですね。艶有とはいってもテカテカの艶では無く、程よい感じの艶なので、非常に品もあってお勧めです!!

別現場でのネオフレッシュティアラによる多彩模様塗装です。

関西ペイントの多彩模様塗料(ゾラコートEX)の場合

関西ペイントのゾラコートEXという材料で施工している動画です。
この材料は艶が無い塗料になります。

また、カップガンでは無く、専用の機械があり、ガンだけを伸ばせるので、細かい部分でも模様を吹き易いという点はメリットと言えます。

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