外壁・屋根塗装工事の塗装にまつわる情報

遮熱・断熱塗料のガイナについて

ガイナの代理店で、ガイナの効果等について体感しに行った時の事です。

遮熱・断熱塗料のガイナについて01
ガイナの展示場です。

このガイナという材料は、数年前からメディアでも話題にはなっていて、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、塗るだけで断熱と遮熱の効果のある特殊な塗料です。当店では、何でも新しい物にすぐに飛びつくスタイルでは無いので、知りもしない材料を、お勧めですとは言えなかったのですが、実際に体感してみて、なるほどと納得するデータや、実際に体験もしてきたので、塗料の特徴をご理解頂いた上で、施工をご希望の方には、今後お勧めしようと思います。

ガイナの特徴

ガイナは、遮熱塗料のような光を反射させるだけの材料ではなく、塗るだけで断熱効果のある塗料です。

塗装で行う、基本の3回塗りだけで遮熱・断熱効果を最も体感できる材料は、この材料が一番であると言えます。

遮熱・断熱塗料のガイナについて02

上の写真は、一般塗料を塗った物と、ガイナを塗った場合の差ですが、写真では、一般が57.5℃で、ガイナが49.7となっています。これはランプを付けて熱を当ててすぐの結果ですが、普通の塗料との差は、温度が高いほど差が表れてきます。基本的に、遮熱塗料は紫外線を反射させる事で、熱の吸収を下げる効果があり、塗布面も熱を感じる物ですが、ガイナの場合は、塗布面自体が熱くなりません。これは、遮熱塗料とは違い、塗るだけで断熱効果がある材料だからであります。
ガイナの場合、遮熱に効果的なセラミック成分が、塗膜の全面に現れ、乾燥状態の塗膜はセラミック成分が80%浮き出る仕組みでして、それゆえ、塗膜面は、普通の塗料よりもガサガサしていて膜厚があります。塗膜がガサガサしていても、その他の成分はシリコン成分20%という事で、汚れの付きにくい効果もあり、それらが一体となった材料がガイナという材料になります。

遮熱・断熱塗料のガイナについて03

但し、デメリットもあります。ガイナは屋根でも外壁でも、鉄面でも、室内でも、下塗り材が密着する部分には施工可能ですが、塗膜自体に艶が一切ありません。よって、仕上がり面はマットな感じになります。また、艶が無い塗料の特徴で、濃すぎる色や鮮やかすぎる色は、不可となります。逆に、室内に塗布する点に関しましては、クロスの上に塗っても、艶が無いので、違和感が無く、しかも効果的で冷暖房の効きが良くなります。その他にも、ガイナには、付加効果がありますので、下記にまとめています。

ガイナの主な効果

  • ガイナ塗布後の効果(長所)
    遮熱効果・断熱効果・防音効果・防露効果・消臭効果
    (また、断熱効果の継続時間が15年以上経過しても続き、耐久力も高い。光熱費の削減に繋がったデータも多数あります。)
  • ガイナの短所
    艶が無い。色の選択肢がある程度限られてくる。
  • 塗装可能な部分
    外壁・屋根・鉄板・防水層・室内の壁等
    (一般住宅の屋根や、室内には、より効果的。工場の鉄面で、全面に塗る場合は非常に効果的。)

ガイナの実際の効果データや資料もございますので、ご興味のある方は、お気軽にご相談下さい。

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